「美味しいうちにどうぞ」お声掛けでロスを減らすコチソバの取り組み

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捨てない工夫は気配りから

西鉄福岡(天神)駅南口より徒歩1分に位置するコチソバ天神店。10割そばをはじめ、居酒屋メニューやそば茶を使ったプリンまで楽しめるアットホームなお蕎麦屋さんです。

同店では、過度な仕入れはしない、その日の天候を見てそばを打つ量を決めるなど積極的にフードロス削減の取り組みをされています。

さらに「お声がけでロスは変わるんですよ!」と語るのは、代表取締役の高田さん。お客様へのほんのひと声が“ロスを減らすきっかけになる”といいます。

インタビューを受けているコチソバ店主の写真

例えば、お皿にひと切れだけ残っている時は「残り1個いかがですか?」とお声掛けし、生ものがテーブルに長く置かれている際には「美味しいうちにどうぞ」とお伝えすることも。

「料理はやっぱり出来立てがいちばん美味しいですし、食べられずに残ってしまうのは悲しいです。スタッフのひと声で変わることが多いので、積極的に声を掛けています」と語ってくださいました。

メニューを指さしている店主の写真

一方で、そもそもロスを出さない工夫もしっかりと実践されています。看板メニューである「10割そば」は、その日のうちに食べてもらう必要があるため、1回2キロを1日5回打ち、お客様の入り具合を見ながら細かく調整。

もしそばが余ってしまったら、油でカリッと揚げて日持ちする「そばかり」にアレンジするなど、ロスを出さない仕組みづくりも徹底しています。

2サイズの持ち帰りトレーの写真

コチソバさんでは、忘年会などの団体利用も受け付けており、その際にもお客様へのお声掛けがしっかりと活かされています。

「団体様だと会話が弾んで席を移動される方もいらっしゃいます。そのため、コース料理では生ものをできるだけ早めにお出ししています。生ものはお持ち帰りができませんからね」

インタビューを受けているコチソバ店主の写真

「また、お客様の様子を見ながら提供するタイミングも柔軟に調整しています。まだ食べられそうな方がいれば料理をお出ししますし、お腹いっぱいという時は、食べたい方の人数分だけにしています。料理を残してしまうのはやっぱりもったいないので」と話していただきました。

持ち帰り可能な料理についてはトレーをお渡しし、お持ち帰りいただけるよう工夫。お客様に合わせたきめ細かな対応が、団体利用時のフードロス削減にしっかりとつながっています。

ケータリング・お弁当で余ったおかずを三点盛りへ

3点盛り用メニュー表の写真

コチソバでは、約1年半前から会食向けのケータリングやお弁当事業もスタートしました。こちらもすべて手づくりで丁寧に調理されていますが、どうしてもお弁当用のおかずが少し余ってしまうことがあります。

その際に活用されているのが「3点盛り」。3点盛りとは、すぐに提供できるクイックメニューのひとつで、お客様にも人気の一品です。

ケータリングで作った料理をこの3点盛りに活かすことで、仕込みの回数を減らせるだけでなく、フードロス削減にもつながっています。

仕込み、提供のタイミング、お客様へのお声掛け、持ち帰り対応。どれも特別なことではなく、日々の積み重ねでできる取り組みばかり。しかし、この積み重ねがフードロスを減らし、料理をより美味しい状態で届け、そしてお客様にとって心地よい空間を生み出しています。

コチソバの内観写真

コチソバ天神店
住所:福岡市中央区今泉1-12-23 西鉄今泉ビル 1F
営業時間:11:00〜22:00
HP:https://soba-soba.com/