福岡市中央区「ラ・カーサ・ディ・ナオ」食材へのリスペクトが光る、人気イタリア料理店のエコな取り組み(2024年8月26日)
2024年10月01日
福岡市中央区「ラ・カーサ・ディ・ナオ」
福岡屈指のイタリア料理店「ラ・カーサ・ディ・ナオ」。
イタリアの日本大使館総料理長を経て、数多くのイタリア料理店をプロデュースしてきたオーナーシェフの石橋尚幸さんは、日々の中で小さなエコをコツコツと積み重ねています。
食べ残しは持ち帰りOK
「ラ・カーサ・ディ・ナオ」のピザといえば、本場イタリアを思わせるカリッ、もちっ食感が絶妙な薄くて大きいローマ風の生地が特徴。
「小さめサイズを取り入れたこともありますが、やっぱりこのサイズで味わってほしいです」と石橋さん。食べ切れない人には持ち帰りができることを伝えています。
また、1枚で2種類の味を半分ずつ楽しめる、飽きのこないピザも好評です。
食材の切れ端や野菜の皮が人気の一品に変身!
ランチタイムに時々お目見えするのが、サービスで提供される人気のスープ。
実は、その日に出た野菜のクズや皮、肉の筋などで作り上げられているそうで…
この日は、チーズの切れ端と20種類以上の野菜の皮などで作られた冷製スープが登場しました。
「ニンジンもトマトも皮こそ美味しいんですよ」と石橋さん。
食材や味付けを知り尽くしている石橋さんならではのアレンジが光ります。
ピザ窯の木灰は、野菜を仕入れている糸島の農園で再利用。
純粋に木だけで作られた灰は貴重とのこと。
畑に蒔くことによって、作物が育ちやすい中性の土壌を作り出すことができるそうです。
日常の当たり前がエコに
「不要な袋や箱は貰わず、食材の袋は再利用。ラップは一度で捨てるなんてもったいないことはしません」と石橋さん。
石橋さんにとってのエコは、日常の当たり前。
その思いは、これまでに修業した数多くのお弟子さんたちにも受け継がれています。
La casa di Nao(ラ・カーサ・ディ・ナオ)
住所:福岡市中央区薬院4-8-6
電話:092-404-7030
URL:La casa di Nao(ラ・カーサ・ディ・ナオ)はこちらから(外部リンク)