“必要な分だけ買う”という新しい買い物スタイル

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アーモンド1粒からOK!無駄をなくして食と向き合う

HAKACCIAO!!(ハカッチャオ)店主の写真

福岡市中央区唐人町商店街にあるオーガニック食品の量り売り専門店「HAKACCIAO!!(ハカッチャオ)」。袋売りが基本のスーパーとは異なり、お客様が自分で好きなものを必要な量だけ購入することができます。

量り売りとフードロスの関係性やこれから挑戦したいことについて代表の本田さんにお話を伺いました。

HAKACCIAO!!(ハカッチャオ)店舗入り口の写真

「量り売りの最大の魅力は、自分が欲しい量だけを購入することができることです。スーパーだと気になる商品があったとしても、少しだけ買うなんてできないですよね。なので皆さん1袋購入されると思います。実際に食べてみて美味しかったらいいのですが、自分の口に合わなかったら…?残念ながらその食品は廃棄されるのではないでしょうか」

HAKACCIAO!!(ハカッチャオ)の商品(グミ)の写真

「一方でうちのお店はアーモンド1粒からでも購入できます。他店では、『最低◯gから』と書かれていることもありますが、仮に10gからだったとしても、実物を見てみると結構な量になるんですよ。だからこそうちは1粒からでも購入することができるようにしています」と本田さん。

レバーを引くと会話がはじまる

HAKACCIAO!!(ハカッチャオ)の店内にある、アガベシロップとオリーブオイルのタンクの写真

お話を伺っていると次々とお客様が来店し、慣れた手つきでマイ容器に商品を詰めていきます。

「うちは、マイ容器を持参すると5%オフで提供しています。オリーブオイルやピーナツバターなど液体も販売しているので、ボトルを持って来店される方もいらっしゃいますよ」

店内には、トングで詰めるケース入りの商品に加え、壁にずらりと並ぶフードディスペンサーもあります。レバーを引いて量を調整するこのスタイルには、ちょっとしたゲーム感覚の楽しさもあります。

HAKACCIAO!!(ハカッチャオ)店内で店主がレバーを引いて、商品を取り出している写真

「慣れればアーモンド1粒だけを出すこともできますが、最初は皆さんドキドキしながらレバーを引いていますね。そのドキドキも楽しんでいただきたいですし、『どうやったら1粒出せますか?』などお客さんと会話が生まれるのもこの販売方法の醍醐味です」

自分が食べられる分だけを自分で考えて購入する。そんな買い方が、食べ残しや賞味期限切れによるフードロスを防ぐことにもつながっています。

さらに、量り売りには思わぬメリットもあるのだとか。

HAKACCIAO!!(ハカッチャオ)の商品(チョコレート)の写真

「小麦粉や乳製品などのアレルギーをお持ちの方からは、『クッキーやグミ、チョコレートを1粒だけ試せるのが嬉しい』という声をよくいただきます。身体に合うかどうかは食べてみないとわからないですし、そういう意味でも量り売りはとても便利なんです」と本田さんは語ります。

一粒の向こうにある生産者の想いを届けたい

HAKACCIAO!!(ハカッチャオ)店主の写真

最後に本田さんに今後の展望について伺いました。

「今の買い物って、通販やスーパーのように店員さんと話さずに完結することが多いですよね。でも、私は生産者の想いやストーリーをお客様に伝えたいんです」

「例えば『最近この農家さんはこういうことで苦労されているんですよ』とお伝えすると、『そんな思いで作っているなら、もっと大切に食べよう』とお客様に感じてもらえると思うんです。知ることで、食べることの意味や味わいが変わる。そのきっかけをつくりたいですね」

量り売りというスタイルを通じて、ただ買うのではなく、人の想いを受け取る場所を目指すHAKACCIAO!!。その一粒、その一匙の向こうには、作り手の物語と食を大切に思う本田さんの願いが詰まっています。

HAKACCIAO!!
住所:福岡市中央区唐人町1-12-31(唐人町商店街内)
営業時間:11:00~18:30
HP:https://hakacciao.com/

HAKACCIAO!!福岡PARCO店
住所:福岡市中央区天神2丁目11-1 福岡PARCO本館5階
営業時間:10:00~20:30
HP: https://fukuoka.parco.jp/shop/detail/?cd=028318